「会議」の中にマッチングボードを導入する、という発想は楽しそうだ

単なる定期報告や情報交換だけでおわるミーティングは、しばしば義務感だけで支えられますが、これは個 人的にもメリットがある/ミーティングの準備や整理も、みんなでできる工夫です。簡単に言うと、「あげます/ください」ボードを、ミーティングに導入した ものです。

   
 

マッチングボード
ニーズ
(必要・ほしいこと等)
シーズ
(提供・できること等)
◎本日のミーティング議題

   

   

   

◎本日の決定事項
 

◎決定した宿題担当者
 
 
 

◎前回の宿題

   
 

◎宿題の回収

   
 

◎今日の「ほしいこと」
・〜おしえて
・〜してほしい
・〜がほしい
◎今日の「持ち寄り」
・情報(イベントなど)
・ネタ、アイデア、知識
・〜できる人紹介
・もってきました(お菓子、お土産)

      

マッチング・ボードをA3版の紙でつくって、ミーティングで回して、参加者にそれぞれポストイットを張り付けてもらって、その場でつくっていき ます。

最上のミーティン グは「話し合わない」こと/素人こそ使える3つのノウハウ - 読書猿Clasic

「会議」を「共同作業」として再定義すると、こんな発想も生まれてくるんだ、と。ちょっと目から鱗だった。

どんな会議にでも使えるとは思わないけど、例えば「定例会」みたいな会議体の中で、30分でも1時間でもこれを回す時間があったら、会議で拾いこぼ したような問題をキャッチできそう。

一番おもしろそうなのは、これはWebに移植することかな。「時間」も「空間」も一箇所に集まらない「共同作業」として。面白いことができそうなコ トがするんだよね。

良いタイトルは「主語」と「述語」が明確である、という基本原則

 レジュメで「@@について」というのがよくありますが、よくありません。何をテーマにするのかわかっても、それをどうするのか、なにが達成で きればよい のかがまるでわからないからです。「@@について」についての様々なレベルの「思いつき」が出されるだけで、結論が出ず次回へ持ち越しとなりがちです。

 ゴールとしての「議題」を明記するためには、レジュメはきちんと「@@を**する」と主語述語を入れて書くことを心がけましょう。

最上のミー ティングは「話し合わない」こと/素人こそ使える3つのノウハウ - 読書猿Classic

これは「議題」だけでなく、メールの件名やら文書のタイトル, blogのタイトルやらでもそうだよね。

情報を受け取った側が、どんな「アクション」を取ったら良いか分からない。自分の立ち位置と突き合わせて、それがどういう「文脈 (context)」にあるかマッピングできないんだよな。結果、必要な情報をキャッチアップするのに失敗したり、見当外れなリアクションを返してしまっ たりする。

どういうタイトルのつけ方がいいかは、メディアによってそれぞれ適したやり方があると思う。けど、ここで提案されている「@@を**する」と 主語述語を入れて書くってコンセプトは、基本原則にしてよいんじゃなかろーか。

とろこで余談。twitterではtweetそれ自体が「タイトル」でもあって、ちょっと特異だよね。件名つけなくていいから楽ってのは、そのあた りに由来するのかもしれない。

会議を「話し合い」から「共同作業」に置き換えよう

意外に思われるかもしれませんが、「話し合い」を「共同作業」に置き換えた方が、参加者の親密度は増します。
最上のミーティン グは「話し合わない」こと/素人こそ使える3つのノウハウ - 読書猿Classic

会議を「話し合い」ではなく「共同作業」と再定義することで見えてくるアイディアはたくさんあるよね。

ボクの職場では「議事録ドリブン」で打ち合わせをしなさい、とうるさく言われているのだけど、これも「会議」を「議事録を完成させる共同作業」に置 き換えてるわけだ。このあたりの概念/考え方を一言で言い表せるいいフレーズだな、と思った。