Google vs 中国政府の第一ラウンドは、どうやら終わったみたいだ。次のラウンドが始まるのはいつ頃で、ゴングを鳴らすのは誰だろう。 #google #china
Google vs 中国政府の第一ラウンドは、どうやら終わったみたいだ。Webのあちこちで、そのラウンドのゲーム運びと今後の展開を予測する記事がで始めている。
さまざまな情 報を 総合すると、Googleの中国問題については、CEOのEric Schmidtが懐疑的だったファウンダーのSergey Brinをビジネス上正しい決定だとして説得したようだ。さらにGoogleが中国国内に足がかりを持った方が、単に外部から批判するよりも中国の状況を 改善するのに貢献できるという議論もあったに違いない。この議論はGoogleの情報に関する哲学10箇条の 第8項(情報は国境を越えて流通できなければならない)にも合致する。また第1項(ユーザーの利益を第一に。すべてはそこから判断せよ)、第4項(ウェブ はデモクラシーだ)、第6項(悪を為さなくとも金儲けはできる)とも合わせて、Brinは説得されたのだろう。もし中国政府の要求する検閲を行わないなら Googleは、中国国内での活動をいっさい許されなかった。改 めるに遅すぎることはない—Googleは中国について正しい決断をした - TechCrunch Japan
Googleが中国政府の要請を受け容れて、フィルタリングに協力したのはこういう経緯だったのか、と改めて。Eric Schmidtは彼の立場としてするべきことをした、ってコトだよな。Google自身が掲げる情報に関する哲学10箇条に 反するものではない、と説得されればSergey Brinだって受け容れざるを得なかっただろう。
その結果について:
「中に入って状況の改善を図る」というGoogleのアプローチは残念ながらうまくいかなかった。だか らといって大失敗であったともいえない。全体としてみればGoogleは中国の検索市場でトップの座につくことはできなかったが、中国でも高学 歴の若いエリート層には非常に強く支持されたことが見てとれる。こうしたユーザーからやがて中国の強力なテクノロジー企業の運営者層が生まれてく るだろう。こうした中国のユーザーはGoogleが利用 できなくなることに失望している。彼らは中国共産党の独裁に対して立ち上がるだろうか? そういうことはあるまい。しかし、こうしたユーザーの存在が自由 化への大きな圧力となるはずだ。
TechCrunchのMG Sieglerは、 このように評価している。
ボクには、実際のところ、どのくらいの圧力になるかは分からない。動機づけとして、はっきりしたものを残したとは思う。人間、体験したことのない 「快適さ」から引き離されるのと、実際に我が身で体験した「快適さ」から引き離されるのとでは、それを取り返そうとする動機づけの強度はハッキリ違うよ ね。
いずれにせよ善をなすのに遅すぎるということはないという記事冒頭の評価はボクも賛同する。たとえ、それが経済合理性に基づく意志決 定だとしても、そのなしたコトそのものが正しいならば、それは評価されるべきだと思う。まして、Googleほど巨大なプレイヤーの影響力は小さくないよ ね。
さておき、次のラウンドが始まるのはいつ頃で、ゴングを鳴らすのは誰だろう。