鯨の「歌」で満たされた深海のイメージに、しばし萌えてしまった。

ニュー トリノ地中海観測所 (NEMO) は、その名の通り、地中海をでっかい検出 プールと見立ててニュー トリノ観測しようと研究している。海でできるんだったら、カ ミオカンデが超純水使っているのはなんなんだと思う んだけど、まあそこには素人が伺いしれない何かがあるとする。で、「水中では光よりも音のほうが遠くまで伝わるよね」と考え、衝突を光としてではな く、音波で検出してみようと研究を始めた。

当初物理学者Riccobene は「深海になるほどノイズ(背景音)は少な い んじゃね」と考えていた。でも海洋生物学者Pavanに言 わ せると「いやあ結構ノイズありますよ」とい うことだったので、ほいじゃひとまずノイズがどんなもんか デー タ採ってみますかと相成った。

そしたらPavanが思っている以上にマッ コウクジラの声だらけだった。調査に使った「ハイドロホン」は低周波も拾える水中マイ ク で、ぐぐったらホ エールウォッチングなんかにも普通に使われているので、そりゃクジラの音も拾うがな、 と思ったんだけど、これまでの調査ではこの海域にはマッ コウクジラは全然いないと言われてたんだって。

ニュートリノ検出しよう と海底調べたらクジラだらけだった - 蝉コロン

鯨の「歌」で満たされた深海のイメージに、しばし萌えてしまった。職場だってのに。

しかし、海や海洋生物にはボクをうっとりさせる恐ろしい魔力がある。こわいこわい。ついでに水族館の優待券がコワイ。

問題解決のための「統計」は、問題の定義の失敗だけでなく、仮説の設定の失敗によっても歪められるんだね。

 しかし実は、政府も地方自治体が保育所の整備の指標としている「待機児童数」は、適切な政策目標ではないと考えています。待機児童数は、子供 の数そのも のにも依存しますので、保育所の整備が進んでも必ずしも改善するとは限らないのです。

 保育所が整備されれば、子供を持とうと考える若い夫婦が「この地域なら産めるだろう」と思って住み、実際には待機児童になる可能性があります。

 逆に、保育所の整備が遅れれば、そもそも子供を産むのを断念する可能性があり、「待機児童」は生まれません。この事情を、「待機児童」という指標ではと らえ切れていない。

「ど うせ産めないから…」未婚族の本音? - 日経ビジネスオンライン

「少子化」の問題に関する話としても読めるし、統計のとり方, 読み方の常識としても読める面白いインタビュー記事。ボクは前者のつもりで読み始めて、読んでる最中に興味が後者にシフトしてしまった。

少子化問題に限らず、問題解決の過程では無数の「統計」を取られることはよくある。なんたって日本人は「統計」が匂わせる安心感がダイスキだから。

その時、そもそも「問題」の定義にコケてれば統計自体が無意味だってコトは、よく意識されてると思う。でも、同じくらい「仮説」の設定に失敗してい れば(あるいは、仮説が恣意的であれば)、同じくらい統計自体が無意味なものになるんだよね。

隣の席から聞こえてきた話にガッカリしたという、それだけの話。

昨日、2010.02.16は叔父の葬儀で神奈川に出ていて、帰りがけ父親と久々に家族
で外食という話になったのだけど、そこで入った店での話。

先にオチを言うと、隣の席から聞こえてきた話にガッカリしたという、それだけ
の話である。伝聞どころか、漏れ聞こえてきた話に対する「感想」というか「印
象」を日記につける感覚なので、以下の話はチラシの裏の走り書きくらいに思っ
ていただきたい。つまり、信頼性は全くゼロね。

場所は川崎の中原区。

すぐ近くに、30代後半〜50代と思しきスーツ姿の男性の集団が居たと思いねぇ。

下の息子の相手をしつつ聞くともなしに聞いているとクラウドがどーの、企業戦
略としてコンピューティングがどーのとボクの大好物な単語が聞こえてくる。場
所柄から、こりゃ某国内大手IT企業の企画系の仕事してる人たちだな、とついつ
い耳をそばだててしまい。

途切れ途切れに聞き取れた言葉をつないでみると、どうやら「名前だけクラウ
ド」を提案すりゃいいじゃん、みたいな認識らしい。

「顧客の見込んでいる性能に100%応えられるように設備投資をすることになる
が、そもそもそれだけの負荷が実際には出なかったらどうするんだい?」みたい
なコトを言ってたりもしてて「そもそもクラウド分かってないんだなぁ、この人
たち」という感じ。総じて「クラウド」に対しては否定的な見方で、お酒の入っ
てる席だからなんだろうけど、ちょっと小馬鹿にしてるような感じだった。

コンピューティング企業として一流の企業(ボクの見立てが見当はずれでなけれ
ば)の中堅層にして、この程度の認識である。これを「世間の認識ってまだまだ
こんなものなのね」と見るべきか、それとも「技術屋って、時として不必要に保
守的になるよね」と見るべきか。……なんにせよ、なんだかガッカリした気分だっ
たんである。

「無法は違法」は既得権益の側, すでにチカラを持ってる側にとっては恣意的に運用し易い、都合の良い仕組みなんだと思う。でも、ボクたちがもっとスマートになれば戦えるハズだよね。

日本という社会、日本の法や規制の運用では、

無法は違法

とされている。つまり、規制されていないものはダーティーなものであり、健全ではないとして扱われる。だから、ちょっとでも「市民権」を得よう とす ると、すぐに膨大な規制と戦うことになる。そこをうまく越えないと、金も集めらないし、社会的認知も得られない。「なんだかわからない怪しいもの」以上に はなれない。結果として、

ネットサービスを商売できる環境にない

ことになってしまう。

「日 本」はIT業界をどうしたいのだ? - おごちゃんの雑文

結局、ここで言われている無法は違法って共通感覚が、日本の色んなところに歪みを作ってるんだよな。遡れば元Livedoor CEOの堀江氏の逮捕だってそうだし。

そして同時期に、明ら かに違法な粉飾決済を行った日興コーディアルへの社会的制裁がLivedoorに対するそれよりも異様なほど軽かったことを思い返すと、「無法は 違法」という共通感覚は既得権益者, すでにチカラを持っている側にとっては恣意的に運用し易い、都合のいい仕組みなんだろう思う。

ボクの感覚が「真」であるとしたら、チカラを持ってる側にとって都合が良いがために、なかなか変わらない, 保持され続けるんだよな。こいういう「仕組み」は。

おそらく圧倒的多数の「弱者」(既得権益の側からはみ出した人たち)が、もっとスマートになれば、こういう仕組みとも戦えるんじゃないかと思う。論 理的根拠は、ない。強いて言えば、情報を発信し、伝播し、共有し、増幅するための仕組みと文化……つまりインターネットが「弱者」たちの手に届くところに あるから、かな。

Foursqueareが見せた「位置情報」ベースな「広告」ビジネスのポテンシャル。元記事英文につき、誰かボクの間違いを正してくれる人が居たらありがたい。 #foursquare

3724330161_b8d97f5aa5There’s a reason Google is working at a rapid pace to bring location services to the forefront of many of its products (Maps, Search, Latitude, etc) — new potential business models. Sure, location also happens to be useful to many consumers, and that’s undoubtedly why Google loves it even more. Like AdSense, it’s a mixing of what’s potentially useful for a consumer, with a way to make money. So what exactly are they going to do with it? Well, location-targeted ads are already out there, but will get much more refined. But there’s also potential for new ways to use location as a business model. And the startup Foursquare
T
is already showing the early stages of what could be some very interesting things.
Foursquare Shows The Business Potential Of Location-Based Services - TechCrunch

業 務提携先も増え、foursquareの収入は増加中 - TechCrunch Japan経由でたまたまチェックした記事。内容はタイトルの 通り、位置情報ベースなサービスのビジネス的な潜在力をForusquareが証明してみせてるというもの

精読してない(そしてボクの英語力では精読しないと、たぶん50%も意味が取れない)ので、恐縮ではあるけれど、おそらく記事の要点は:

Plenty of others (including Google) are working on similar ideas surrounding location-based coupons, but the Foursquare idea has different potential because it’s a more proactive use of location-based services. On one level, Foursquare is more of a game, and some people use it to obtain a high score and get badges (for checking in certain places). That’s different from being in a place like a grocery store because you’re shopping as you normally would, and seeing a coupon pop up.

この箇所じゃないかな。

ものすごく大雑把に(つまり50%も意味がとれてないレベルで)意訳すると、多分:

(この箇所の前段で論じられた「位置情報は広告にとっての聖杯である」ってコトに)Googleを含む 多くの競合は気づいていて、Foursquareに よく似た位置情報ベースでのクーポンを発行するようなアイディアに取り組んでいる。でも、 Foursquareのやり方は位置情報ベースなサービスの使い方について先取りしてるので、それらとは違う「ポテンシャル」を持っている。ある面で Foursquareはゲーム的な側面が濃く、ユーザの一部はハイスコアとバッジの獲得を競うために使っている。これは、例えば雑貨屋で買い物をしている ときにクーポンがPop-upされるような「やり方」とは異なる。

こんなようなことを言ってるんじゃないかと思う。もしかしたら大間違いかもしれないけど(笑)。

「広告」と「位置情報」の相性の良さはすでに常識になっていて、その中でFoursquareが抜きん出たのは「ソーシャルゲーミング」という要素 の中に、それらを上手く位置づけたところにあるんだと思う。

どこかにCheck-inすると近くの他の誰かがCheck-inした場所があれば表示される。あるいはどこかに行こうか、と考えたときに「そうい えば、この辺に○○さんのよく行く店があったな」と思い出す……等々。

コンテンツに埋め込むタイプの広告(主人公が××のケータイを使ってるとか、重要アイテムが△△社の□□だ、とかそういうの)と同じく、それを楽し むほど広告の露出が増える……しかも、本人はそれを「広告」と意識せずに、ね。

あとは、それをどう「ビジネスモデル」としてお金儲けにつなげるか、だけど。それも、きっとあと少しでFoursquareが見せてくれそうなんで ある。面白いよなぁ、この業界。

……ところで、日本でのMayorへのプレゼントとかオファーは、いつ頃から, 誰が始めるのかしら? 例えば首都圏なんかなら、瞬間風速的にものすごい集客力がありそうだけど。

マックのハワイアンバーガーを食すなどした #macdonald

Photo

クォーターパウンダー用のパティと、目玉焼きのお陰で、すこぶるボ リューミー。味付けはBBQソースとマヨネーズで、スパイシーだっ たり塩辛かったりはしないね。

今のところテキサスバーガーが一番かな。とにかくジャンクフードって感 じで。

iPad向けのMicrosoft Officeが検討されてるってウワサだけど、オンライン版のUIをiPhoneに最適化させるってセンになるんじゃないかと予想してみた。 #ipad #microsoftoffice

マイクソフトが、アップルのタブレット型デバイス「iPad」用Officeの開発を検討しているようで す。[source: MacRumors ]

情報元のT3.comに よると、Macworld 2010開催された「Office for Mac」のプレビューイベントで、マイクソフトのシ ニア・プロダクト・マネージャーMike Tedesco氏が、iPad向けの開発について検討していることを明らかにした ようです。

おそらく実際に開発の予定がある訳ではなく、市場規模次第では開発に着手する可能性もある、という程度ニュアンスでしょうか。

マイク ロソフト、「Office for iPad」の開発を検討中!? - iPhone・iPod touch ラボ

ニーズ自体はあるだろうけど、それが十分な大きさか, 投資を十分に回収できるかって点で難しいところがある。

クライアントアプリケーション版としてのMicrosoft Office for iPhone/iPadを作ったとして直接的な売上だけで回収するのは相当に厳しいんじゃないかな。それほどのニーズは流石にないと思うんだ。

例えばオンライン版のOfficeのUIをiPhoneないしiPadに最適化させる、みたいなシナリオならありうるんじゃないかしら?

投資も、それほど大きくなくて済むし。もちろん、ソフトウェアの設計/実装が十分にお行儀よければ、って前提はつくけどMicrosoftならその あたりは問題ないよね。

SVNについて、さらっと調べてみた。ドキュメントのバージョン管理にも使えるなら、運用管理者のボクも勉強しとかなくちゃなるまい。 #svn #subversion

Subversion(サブバージョン、サバージョン; SVN)はプログラムのソースコードなどを管理するバージョン管理システムの一つ。 ライセンスはApache Licenseに準じたものとなっている。
Subversion - Wikipedia

職場で、一部のドキュメントを管理するためにSubversionを使うようなるってんで、さらっとWikipediaを読んでみた次第。多少のス クリプトは書かないではないけれど、入社以来、徹頭徹尾、運用管理者として過ごしてきてるので、イマイチわかってなかったんだよね。しかし、ドキュメント 管理にも使えるとなれば、知らん顔を決め込んでいるのも損なので。

CVS(CSVじゃない よ!)と比べて:

  • ディレクトリの構造がかっちり決まる前から管理対象にできる (ディレクトリの変更もちゃんと差分管理してくれる)
  • ファイル単位ではなくソースツリー(パッケージ、くらいの括りで理解すればいいのかな?)に対してバージョン/リビジョン番号が振られる (バージョンは、対象の「括り」の単位の管理となり、ファイル単位ではなくなる)
  • キャッシュをクライアント側で持ってる (チェックアウト/コピーアウトが比較的早い, 通信環境がプアな場合に聞いてくるカイゼンかな)
  • SSHに対応してる (インターネットを間に挟んで共同作業する場合には重要だよな)
  • バックエンドの分散ファイルシステムのエンジンとしてWebDAVを使える (ってコトはファイルに対してURIが振られるのか な? WevDAVも少し勉強しとかなきゃだなぁ)

こんな特徴があるそうな。それからWikipediaには書かれていないけど、職場で配布された説明資料ではバイナリデータの管理もできるらしい。ま、 そうでないとOfficeドキュメントの管理に転用できないしね。

GUIのツール(例えばTortoiseSVNと か)もあるそうなので、非開発者でも利用者サイドには易しい印象がした。ボクはサーバ立てられるくらいの練習はしとかないとだけど。

ちなみにO'Reilyから出版された「Subversionによるバージョン管理」なる本の日本語版が、Webでも(無料で!)読むことができるみたい。版のマッチは確認 してないけど別の方(多分)がまとめたPDF版も 読むことができる。とりあえずPDF版をEvernoteに放り込んで勉強するかなぁ。