メモ: マイクロソフト萩原正義氏MIJS講演「スケールアウト設計における問題点の考察と分析手法の提案」 - 小野和俊のブログ

入札した結果が他の人に見えないとか、そういったものは即時一貫性が求められる。クラウドには向かない。逆に、営業がどういう商談の進捗をやっ ているのかといった情報は、それが即時に反映されなければならないわけではない。例えばmixiの趣味の欄を書き換えたというものを即時一貫性を持って反 映させる必要があるか。即時一貫性が厳しく求められるものはRDBで、そうでないものはそれ以外のやり方で、というのがクラウドの設計。いろいろな段階が あるので、どれを使っていくかを判断していく。

マイクロソフト萩原正義 氏MIJS講演「スケールアウト設計における問題点の考察と分析手法の提案」 - 小野和俊のブログ

即時一貫性が求められる分野では、RDBは生き残るんだ、と。どのくらい限定的なものかは分からないけれど。

ただ、そうなるとクエリの使い分けとか、メンドクサイコトにならんかな……なんて思ったけど、そのあたりはAPIをかまして透過的にやるようになる んだろうな。そういう意味で前半のフレームワーク競争がほぼ1から出直しという指摘を読むと、新しいフレームワークでは、クラウド上でハッ シュやRDBや、その他の形態のRDBに対して「透過的にアクセスする」機能が強く求められるようになるんだろうね。

ただ他方、RDBが生き残った分野では、どのようにしてクラウド上での「スケールアウト性」を求めていくようになるんだろうって疑問も残る。非 RDBがクラウドらしくスケールアウトしていって、RDBがボトルネックになり、実装上の工夫でやりくりするってシナリオは過渡期的にはあるとしても、ス タンダードとしては受け入れられない気がするんだよね。

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